先週の土曜日、久々の山登りをしました。
福見山を選んだのですが、「愛媛県の山」の本に『平安時代からの信仰の山』と書かれてあったので、神秘的なイメージを抱いていました。
すぐ忘れてしまうので登山の備忘録です。
今治から登山口である三本杉までのアクセスはとても良いです。
少し歩くと登山口の石碑が立っており車道と山道に分かれます。真っすぐが車道ですが、車道は登り口の手前でチェーンで封鎖されていたので、車で行くのは無理のようです。私達は右の山道へ。スタートからすぐに急登でした。しょっぱなから息があがりました。
まもなく舗装もなくなり、
前方にもまっすぐに綺麗な道が続いているのでそっちの方がいいなぁと思いながら登りすすめました。
(真っすぐの道は帰りに道に迷ったらその道にたどり着きました。)
心拍上がりっぱなしで登っていくと、美しいお寺のシルエットが現れました。
満開を少し過ぎたくらいの桜がまだ残っていて、春の日差しをうけて温かそうにしていました。このお寺の本堂の屋根に「俵」の文字瓦があるというのでそれも拝んで、山頂を目指します。本堂の裏手にある山道はさらなる急登が待ち構えており、容赦ない感じ。
登り続けていると道がなくなり、木にマークされているテープを頼りに斜面を登り続けました。少し開けた場所で看板発見!
ほどなくして福見山の山頂に到着!
福見山が目的地だったのですが、まだ時間があったので明神ヶ森まで行く事にしました。
明るく見通しがよくなってきたので、夫は走り出します!しかし、見ていただいたらわかるでしょうか?引き続き足元に道はないのです。目印のテープだけを探しながら進みます。
そして無事に山頂へ
下山は、行きに見かけた素敵な道を選んでみたのですが、愛媛の山の本にその道の事が書いてなかったので私は私は恐々でした。案の定すこし迷子になりましたが、夫の野生の勘ですぐに元の道に戻ることができました。
下山前に三本杉を記念撮影
天然記念物なだけあって、オーラがあって圧倒されました。明神ヶ森は標高1217mで決して高くないのですが、累積標高が1181mもあり、1860mの笹ヶ峰の累積標高1143mよりもあるのです。
どうりで登りっぱなしのはずです。息があがりっぱなしのはずです。
楽しかったけれど、久々の登山としてはハードでした。